昨年度実施実績MV
経営戦略コース

旅行T-LIFEホールディングス株式会社

専門性の高い旅行コンテンツを持つ5社が再編し結集したT-LIFEグループ。企業名の由来である「Travel makes life fun.」は、旅でお客様の人生に「楽しさ、豊かさ」をお届けしていくという想いが込められている。

▲写真左より、大南進一さん(新商品・新サービス開発コース参加)、小林知子さん(経営戦略コース参加)、加藤広明さん(業務効率化コース参加)

取り組みの経緯

  • 2022年6月以前
    コロナ後、社内業務の更なる効率化と旅行業以外の新しいビジネスへの取り組みをどのように進めていくかに悩んでいた
  • 2022年8月
    社員3名で本プログラムに参加。それぞれ経営戦略コース、新商品・新サービス開発コース、業務効率化コースに参加
    オンライン学習で社内にDX人材育成を進める企画をたてた
  • 2022年10月
    社内で独自のDX研修を立ち上げ、取締役を含むほぼすべての管理職がオンライン学習を開始
  • 2023年2月以降
    社内でのDX人材育成を継続的に実施予定。新規事業の立ち上げも23年度より取り組んでいく

管理職から学びの輪を広げ、
会社全体のDXをめざす

  • 社内外から高まるDXの必要性

    旅行業界ではコロナで深刻な打撃を受ける以前から、オンラインエージェントが業界全体に大きな影響力を及ぼしており、私たちは今までの自分たちのやり方を大きく見直さなければならない変革期にきていました。当社は対面や電話での接客による販売とWeb販売を行っていますが、このリアルとオンライン、それぞれのよさを活かしながらより最適化を図っていく必要があると感じています。また、社内に目を向けても、事務作業だけでなく営業活動の中にもアナログで行っている業務が多いことに課題を感じており、効率化を通して業務のスタンダードを変えなければならないと考えていました。そういった状況もあり、本プログラムはまさに渡りに船でした。

    経営企画部 小林 知子 さん
    経営企画部小林 知子 さん
    2018年ホールディングス設立時に経営企画部長、2022年より取締役経営企画部長として事業計画策定などに取り組む。DXをさまざまな経営課題の解決に活かせるよう、本プログラムに営業推進担当2名とともに参加。
  • プログラムでの学び

    プログラムでは、DXスキル診断とコンサルタントとの面談を通して判定された結果を基に、個人別にラーニングパスが組まれていました。DXの必要性は感じつつも、何を学習していけばよいかわからなかった私にとっては、各スキル項目においてレベル別にカリキュラムが設定されており、学ぶべきものが何かが非常にわかりやすかったです。今後、コースを修了した後も自分で講座を選んで学びを続けられる自信がつきました。Udemyの学習では、同じ内容でも、さまざまな講師から違った視点で学べるようになっていて、再インプットしながらステップアップをしていくといった流れが、知識の定着に役立ったと感じています。学習した内容は実践にすぐに活かしています。23年度中に新規事業をスタートさせるのですが、プログラムで学習したことによって、新規事業として選んだことが間違いではないと確信が持てました。今後、この新規事業を進める際にも、経営戦略コースのオンライン実践ゼミで学んだことをベースに、それこそ「実践」していきたいと考えています。

    • 経営課題の整理

      経営課題の整理
      経験豊富なDXコンサルタントとの
      面談を基に経営課題を整理
    • 経営課題の整理

      育成スキルの明確化
      DXスキル診断の結果も踏まえ
      現在地と育成したいスキルを明確化
    • 経営課題の整理

      学習計画書作成
      育成スキルのレベルと内容に応じた
      個別最適な学習カリキュラムを作成
  • 社内で管理職向けにDX研修を開始

    プログラムを通して改めて感じたことは、経営する立場の私たちが自ら学習して旗振り役になっていかなければ会社は変わらないということでした。そこで、社内で管理職向けにDX研修を企画し、2022年10月より取締役を含む管理職のほぼ全員にオンライン動画学習の機会を提供し始めました。10月スタートを1期生とし、2期生、3期生とDXの学びの輪を広げることを計画しています。管理職から始め、少しずつ会社内にDX人材を増やしていくことで、社内におけるDXへの理解を深め、DXの推進ができればと考えています。

    オフィス内のチョークアート
    オフィス内のチョークアート
  • 学び続ける人材に

    半年前の私より今の私は、DXについての理解が格段に深まっていると感じています。例えば、学習を始める前までは、人に頼る作業は無くしたいので、多くの業務をAIにやらせたい、とやみくもに考えていました。しかし今では、AIにできることやAIが対応した方がよいものと、そうでないものを正しく整理できるようになってきています。求められるスキルは日々変化をしているので、DXに限らず、これからも継続していろいろな学びを続けていきたいです。

    学び続ける人材に

2022年度プログラム参加企業の事例